榎本美沙さんの『少量でおいしい　ジッパー袋でかんたん季節の保存食』

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梅干しやみそ、ぬか漬けなどといった季節の保存食は特別な道具が必要だったり手間がかかったりするイメージがありますよね。

挑戦してみたい気持ちはあっても少しハードルが高いような。一度に作る量も多いと「失敗したらどうしよう」とか「食べきることが出来るだろうか」と心配になります。

そこでおすすめしたいのが榎本美沙さんの『少量でおいしい ジッパー袋でかんたん季節の保存食』です。

本のなかではジッパー袋を活用した保存食の作り方が紹介されています。ジッパー袋を使用すれば特別な道具も必要ありませんし、少量で作ることが出来ます。

保存食、ちょっとやってみたいな。そんな気持ちを後押ししてくれる1冊です。

材料

＊分量はレシピ本をご覧ください。

作り方

① 米麹をジッパー袋に入れる

米麹を計量したらジッパー袋に入れておきます。

② 湯を用意する

温度計を使用して60℃のお湯を用意します。

③ 米麹と湯を混ぜる

炊飯器を保温にし、内釜の底にふきんを敷いておきます。米麹を入れたジッパー袋をふきんの上に置き、60℃の湯を加え水分が全体に行き渡るよう袋の上からよく揉んでください。

④ 保温する

ジッパー袋の口を少し開けた状態で保温します。(炊飯器の蓋は開けたままで大丈夫)

途中で何度か袋の上から揉んであげて、8～10時間ほど保温すれば完成です。

ジッパー袋と炊飯器を使ってとても簡単に甘酒を作ることが出来ました。飲んでみるととろりとした甘さが口のなかに広がります。砂糖を使っていないのにこんなにまろやかになるんだ……と驚きです。

甘酒は冷蔵保存で1週間、冷凍保存すれば1ヶ月ほど日持ちします。

日々のおかず作りに役立つレシピも

保存食以外にも毎日のおかず作りに役立つレシピも紹介されています。ジッパー袋で作った味たまを使ってポテトサラダも作ってみました。

味たまの旨味感じるポテサラです。おつまみにもなりそうな味で漬け込んだ日数によって味が変化するのも楽しいです。

甘酒の他にもらっきょう漬けやたけのこのナムルも気になります。これからの季節はみそを仕込んだり、ジンジャーシロップもあると嬉しいですね。

甘酒はいつもスーパーで買っていましたが、自分で作ってみるのも楽しいものです。是非、作ってみてくださいね。