榎本美沙さんの『発酵あんことおやつ』

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榎本美沙さんの『発酵あんことおやつ』を読みました。

からだにも心にも負担にならないおやつを作りたい。そんな思いから”発酵”を取り入れたおやつを作り始めた榎本美沙さん。その代表として紹介されているのがあずきと米麹で作る”発酵あんこ”です。

発酵あんこの材料であるあずきや米麹には腸の働きをよくしてくれる食物繊維やオリゴ糖が含まれています。

腸が元気になると免疫力もアップ。さらにあずきにはポリフェノールや鉄、ビタミンB群なども含まれていますので、疲れやすさの解消やアンチエイジング効果も期待できます。

おやつを食べながら栄養補給できるなんて素敵ですよね。

今回は『発酵あんことおやつ』のなかから発酵あんこを作ってみました。

材料

  • あずき(乾燥・さっと洗う)
  • 米麹(生※室温に戻す)

*分量は『発酵あんことおやつ』をご覧ください。

作り方

① あずきをゆでる

まずはあずきの下ゆでです。厚手の鍋に水(3カップ)を沸騰させ、あずきを入れて中火にし、再沸騰したら水(1カップ)を加えます。

沸騰したら10分ほどゆでてからふたをして、火を止めて30分ほど蒸らします。

あずきをざるに上げて湯をきり、さっと洗ったら鍋に戻し入れて水(3カップ)を加え、強火で沸騰させます。

沸騰したら弱火にしてときどき混ぜながら50分ほどゆでて、軽くつまんでつぶれるような柔らかさになったらOK。ざるにあげておきます。(あずきのゆで汁は取っておく)

② 冷ます

あずきを炊飯器の内釜に入れたら60℃まで冷まします。

③ 米麹、ゆで汁を加えて混ぜる

米麹を加えたらあずきを軽くつぶしながら混ぜ、少しずつゆで汁を加えてさらによく混ぜます。

今回、乾燥麹を使用したのでゆで汁は150mlくらい入れました。(生の米麹の場合は100~120ml)

ややパサついていてもOK

④ 発酵させる

炊飯器に内窯をセットしたらぬれふきんを二重にかけて、蓋は開けたまま保温モードで8~10時間放置。

食べてみて甘みが出ているのを確認してから塩を加え、全体を混ぜたら完成です!

甘さ控えめ。優しい味の発酵あんこが出来上がりました。ゆであずきと米麹を炊飯器に入れて保温しておくだけなのでとっても簡単。

あんこを炊くときに砂糖の量にびくびくしてしまうのですが(わたしだけでしょうか?)発酵あんこは砂糖を使わなくても作ることができるので嬉しいですね。

日持ちは冷蔵保存で3日、冷凍保存だと1ヶ月です。

発酵あんこを使ったおやつ

『発酵あんことおやつ』では発酵あんこを使ったレシピも紹介されています。

あんバタートースト

あんこバナナケーキ

どら焼き

他にも発酵あんこを使ったチーズケーキやスコーンのレシピも気になります。

かぼちゃやさつまいもで作るアレンジ発酵あんこも紹介されていたので作ってみました。炊飯器とジップロックで少量ずつ作るタイプのレシピです。

発酵かぼちゃあんトースト

発酵かぼちゃあんで作ったおやき

本のなかでは発酵あんこ以外に甘酒やヨーグルト、酒粕、みそやみりんで作るおやつも紹介されています。

発酵食品を日常に取り入れたいという方におすすめしたい1冊です。





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